信時潔研究ガイド

最新情報や、サイト更新情報は、この下「の・ぶ・ろぐ 2 (日々の動きやニュースなど)」に追加していきます。

東京藝術大学附属図書館の、信時文庫の貴重資料の検索は、以下のサイトをご利用ください。

「東京藝術大学附属図書館 信時文庫貴重楽譜データベース(試行版)」
http://jmapps.ne.jp/geidailibnobutoki/
また、同図書館OPACにも、蔵書等のデータが登録されています。

の・ぶ・ろぐ 2 (日々の動きやニュースなど)

佐佐木信綱作歌、信時潔作曲「うた人」

佐佐木信綱作歌、信時潔作曲「うた人」という曲があります。

作曲者の手元に残っていた資料は、この自筆譜だけでした。https://jmapps.ne.jp/geidailibnobutoki/det.html?data_id=2055

同じ楽譜帳に収録された作品の一覧(←ここをクリック)で前後の曲を確認すると(7ページ目まで進まないとみえませんが)、直前の名古屋市立商業高等学校校歌が昭和31年5月24日、直後の[北海道室蘭市立]大和小学校校歌が昭和31年6月18日作曲なので、昭和31年5月から6月に作曲されたと考えてよいと思われます。

調査の結果、入手した楽譜があります。

作歌者、作曲者の著作権保護期間が満了し、また出版されたと思われる1956年から50年以上が経過しているため、楽譜をアーカイブ(書庫)にアップロードします。

https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/48/91/2168#frame-91

独唱(斉唱)と、二部合唱で歌える楽譜で、ピアノ伴奏付。

信綱の歌碑については

「ほっと石川旅ねっと」https://www.hot-ishikawa.jp/spot/detail_5470.html

などにも載っていますが、最後に「和倉にて 信綱」とあり、そこまで、この曲の歌詞になっています。

歌碑は、和倉温泉で有名な「加賀屋」の玄関の正面、七尾市立弁天崎源泉公園の中にあるそうです。

https://maps.app.goo.gl/HEo42XBBEvRQtyCBA

楽譜の最終頁には、この歌碑の建設に際して「佐佐木先生の特別のお計いで藝術院会員信時潔先生に作曲していただくことの出来ましたことは、正に錦上華をそうる[ママ]ものであります」とあり、「茲に本譜を作製しひろく頒布して、万人にこの歌が愛唱されるよう希望してやまぬ次第であります」と記されています。

上記の情報より、恐らく歌碑建設披露の際に演奏されたと思われますが、今のところ明確な演奏記録は確認できていません。