「戦時特別品」五線紙、大正6年8月に使用していたことが判明
共益商社書店の「戦時特別品」五線紙について、
この「戦時」とはいつかのことか、という記事を書きました。
https://nobutoki.com/plugin/blogs/show/52/107/328#frame-107
https://nobutoki.com/plugin/blogs/show/52/107/326#frame-107
(URL訂正 2021年9月)
今まで、信時潔の資料を見る限りでは、使用した年代がはっきりわかるものが少なく、
「昭和11年以前」としか言えませんでした。
が、今回新たに、大正6年8月 に使われたとはっきりわかる資料が見つかりました。
国会図書館のレファレンス協同データベースにある同様の質問
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000136131
では、
「大正6(1917)年頃作曲された楽曲が手書きしてある五線紙」とあるので、時期は同じです。
(五線紙に書いてある住所等の文字も同じで、共益商社書店、共益商社 No.9とあります)
依然として、大正6年より前に、いつから使われていたのか、五線紙の発売年はいつか、
等はわかりませんが、同じ五線紙を「大正6年」に使った例が複数ある、ということになります。