楽譜出版「春の弥生、あかがり、深山には」
2024年11月20日 21時24分2023年11月に以下の楽譜が出版されていました。
https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/17/35/2143#frame-35
※春秋社の信時潔合唱曲集は品切れ、重版未定となっています。
Kiyoshi Nobutoki - English page
サイト内すべてを検索するためヒット件数が多くなる場合があります。
以下の情報は、各ページのデータベース検索窓でも検索できます。
主要作品(独唱曲、合唱曲、器楽曲)、信時潔著作・執筆(単行書、執筆・座談会等)、校歌・社歌・団体歌、
入手可能な楽譜・CD/DVD、演奏会・イベント情報、関係文献目録、海道東征上演歴
最新情報や、サイト更新情報は、この下「の・ぶ・ろぐ 2 (日々の動きやニュースなど)」に追加していきます。
東京藝術大学附属図書館の、信時文庫の貴重資料の検索は、以下のサイトをご利用ください。
2023年11月に以下の楽譜が出版されていました。
https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/17/35/2143#frame-35
※春秋社の信時潔合唱曲集は品切れ、重版未定となっています。
信時潔独唱曲集と、合唱曲集、ピアノ曲集、版元春秋社の情報によると、いずれも品切れ、重版未定とありました。一部、楽譜店、書店には在庫があるようです。
独唱曲集とピアノ曲集が入手できない場合は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
産経新聞に掲載された記事情報を追加しました。
https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/26/57/2142#frame-57
「海道東征」上演記録に、2024.09.08(日)文京混声合唱団第58回定期演奏会を追加。
https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/32/69/2141#frame-69
新記事を3件追加しました。
1)関係文献目録に
花岡千春ピアノ独奏会 二つの大戦の狭間で II [演奏会プログラム]
https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/26/57/2139#frame-57
を追加。
2)の・ぶ・ろぐ(日々の動きやニュースなど)に、
花岡千春独奏会、木の葉集再演
https://nobutoki.com/plugin/blogs/show/1/8/912#frame-8
を追加。
3)演奏会・イベント情報に
藝大プロジェクト2024 第2回「日本が見た西洋音楽」
https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/25/54/2140#frame-54
を追加。
9月22日、東京文化会館小ホール「花岡千春ピアノ独奏会 二つの大戦の狭間でII」に行ってきました。
https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/25/54/2136#frame-54
この日の前半はフランスもので、タイユフェールの「フランスの花々」「ロマンス」、ディーリアス「三つの前奏曲」など。後半の初めに信時潔「木の葉集」が来ることに違和感を覚える聴衆を演奏者が気遣う言葉もあった。
プログラム冊子の曲目解説は、何度もこの曲を採り上げて来た上での深い理解を感じさせるもの。
「保守の大家とされる信時潔にも、実は新しい音楽への希求のようなものを感じる瞬間がある。」というのは、かつて畑中良輔が「短歌連曲」に、シェーンベルクの「架空庭園の書」に見られる十二音技法の模倣を見た、と語っていたことをも踏まえた上での発言。
「《木の葉集》は、Albumblatter(Feuillets d'album)の日本語転用であろうが」の一説には、思わず頷いた。私も、信時潔のちょっとした言葉のこだわり、そんな言葉遣いに気づくことがある。
ピアノ作品だけでなく、畑中良輔をはじめとする声楽家たちの、信時歌曲の伴奏を長年務めて来ただけに、信時の作品世界を深く理解しての、解説、そして演奏を楽しむことができた。
https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/26/57/2139#frame-57
この演奏を聴き逃してしまった方は、是非CDでお楽しみください。
Amazonリンク https://amzn.to/3TEchfn
このところ国会図書館デジタルコレクションの資料を利用することが多い。
いま進めている自分の調査研究関連でちょくちょく確認にいく「東京音楽学校一覧」は、なんとログインなしで利用可能。少し欠けている年はあるのだが、かなりカバーできる。
それら「東京音楽学校一覧」の中に
東京音楽学校 編『東京音楽学校一覧』別冊,東京音楽学校,大正1-15. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/941218 (参照 2024-08-20)
と言うのがあって、年ごとの報告ではない「別冊」とあるので今まで飛ばしいたのだけれど。
開いて見ると、なんといきなり
「東京音楽学校卒業生氏名録」とある。(ああ、タイトルページにあるこれを、書誌情報に入れておいて欲しかった!)
本科だけでなく、研究科の修了年もわかる。師範科とか伝習生というページもあって・・・楽しめます!
ほかに、個人送信サービスに登録すれば色々使える。
完全ではないけど記事中の文字検索も結構できる。この変更は大きい。
月刊楽譜なんかも 所蔵号だけだが結構カバーできるし
https://dl.ndl.go.jp/pid/11007312
先日もXでつぶやいたけど
音楽年鑑も、各種あってありがたい。索引があまりなくて使いづらかった
秋山竜英 編著『日本の洋楽百年史』,第一法規出版,1966. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2509168 (参照 2024-08-20)
とか(結構誤植、誤記が多いので要注意ですが)
増井敬二 著『日本のオペラ : 明治から大正へ』,民音音楽資料館,1984.11. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12434705 (参照 2024-08-20)
などは、出版から50年もたっていないのに公開されているのは、絶版だからでしょうか。助かります。
図書館のレファレンス、相互協力担当者は、まずILL依頼の前にデジタル化資料送信サービスを確認しなければならないこの頃・・・であります。あれ、ここにあったじゃないの!ということが結構発生してます。・・・ハイ。
研究者の皆様、そしてこれから研究を始める学生の皆様には
個人向けデジタル化資料送信サービスの登録を強く、強くお勧めいたします。
https://www.ndl.go.jp/jp/use/digital_transmission/individuals_index.html
9月の演奏会情報が2つ届きました。
9月8日(日)
文京混声合唱団 「海道東征」全曲
https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/25/54/2137#frame-54
9月22日(日)
花岡千春(ピアノ) 「木の葉集」
https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/25/54/2136#frame-54
東京藝術大学附属図書館 信時文庫貴重楽譜データベースでは、著作権上の問題がない楽譜の画像を公開していますが、校歌等については、作詞等の著作権の確認をとる作業ができなかったため公開していません。 ※注
一般の歌曲や合唱曲について、たとえば「北原白秋作詞(作詩)」とか、「小野小町作詞(作歌)」という場合は、著作権保護期間満了していることが、簡単に調べられるので、
https://jmapps.ne.jp/geidailibnobutoki/det.html?data_id=1026
https://jmapps.ne.jp/geidailibnobutoki/det.html?data_id=2620
のように、楽譜画像を掲載しています。
1000曲を超える校歌・団体歌については、作詞者の調査が簡単にできないケースもあるので、一括して(調べれば簡単にわかる作詞者の場合を含めて)「校歌等の場合は楽譜画像を公開しない」を初期状態としています。
ただし、データベース公開後、利用者から要望があり「作詞者の著作権期間が満了している」ことが明らかになった場合は、公開されるケースがあるようです。(当該学校等の許諾が必要な場合もあるのかもしれません)
東京藝術大学附属図書館の実際の対応について、詳細はわかりませんが、たとえば
検索画面でキーワードに「校歌」と入れ、画面下の「画像有のみを表示」にチェックをいれると、
こちら のように、楽譜画像公開されている「校歌類」が表示できます。
以上ご参考までに。
※注 校歌に限りませんが、楽譜画像の見開きページに、著作権保護期間内の別の作品、あるいは著作権者の確認が取れない作品が映り込むために公開できていない楽譜もあります。
1月28日に行われた海道東征柳川公演
https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/25/54/2130#frame-54
を、海道東征上演歴(データベース)に追加しました。
指揮は現田茂夫。おそらく初めての、弦楽アンサンブル(岩田匡史編曲。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、ピアノ)の伴奏による公演でした。
上演歴データはこちら
2024年3月31日(日)、シンポジウム「アジア・太平洋戦争期の滞日ドイツ人音楽家 その活動と日本音楽界への影響」の第2部 ミニ・コンサートで、信時潔「自作主題による変奏曲」が演奏されます。
同科研費シンポジウムは参加無料、事前予約制です。
詳しくはこちら
https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/25/54/2134#frame-54
カワイ出版のサイトで、福永陽一郎編曲の女声合唱組曲「沙羅」を販売しています。
いつからあったのか、オンデマンド出版の情報が出ていたことに気がつきませんでした。
初版はカワイ楽譜1962年。
東京藝術大学附属図書館信時文庫貴重楽譜データベースより
https://jmapps.ne.jp/geidailibnobutoki/det.html?referer_id=3905&data_id=566&data_idx=7
初版には「ABC合唱団の新しいレパートリーのために」「編曲に3時間かかりました」「浦山弘三君に捧げたいと思います」(by 福永陽一郎)と書かれていました。
詳しくはこちら。
https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/17/35/2133#frame-35
2024年1月20日、IAML第74回例会で、このホームページ「信時潔研究ガイド」についての講演を行います。
2005年に「信時潔研究ガイド」をスタートさせて以来を振り返り、サイトの内容の紹介、信時作品資料情報の現状などを、お話する予定です。
詳しくはこちら。
https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/25/54/2132#frame-54
2024年1月28日、北原白秋生誕140年プレ公演、交聲曲「海道東征」の公演情報を追加しました。
白秋の故郷・柳川の柳川市民文化会館、白秋ホールで、現田茂夫指揮、弦楽アンサンブル編曲による上演。チケットは、10月1日から発売。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/25/54/2130#frame-54
信時潔に言及した関係文献を追加しました。
『文藝春秋』8月号、代表的日本人100人 大座談会より。
https://nobutoki.com/plugin/databases/detail/26/57/2129#frame-57