東京音楽学校一覧 @国立国会図書館デジタルコレクション
2024年8月20日 10時04分このところ国会図書館デジタルコレクションの資料を利用することが多い。
いま進めている自分の調査研究関連でちょくちょく確認にいく「東京音楽学校一覧」は、なんとログインなしで利用可能。少し欠けている年はあるのだが、かなりカバーできる。
それら「東京音楽学校一覧」の中に
東京音楽学校 編『東京音楽学校一覧』別冊,東京音楽学校,大正1-15. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/941218 (参照 2024-08-20)
と言うのがあって、年ごとの報告ではない「別冊」とあるので今まで飛ばしいたのだけれど。
開いて見ると、なんといきなり
「東京音楽学校卒業生氏名録」とある。(ああ、タイトルページにあるこれを、書誌情報に入れておいて欲しかった!)
本科だけでなく、研究科の修了年もわかる。師範科とか伝習生というページもあって・・・楽しめます!
ほかに、個人送信サービスに登録すれば色々使える。
完全ではないけど記事中の文字検索も結構できる。この変更は大きい。
月刊楽譜なんかも 所蔵号だけだが結構カバーできるし
https://dl.ndl.go.jp/pid/11007312
先日もXでつぶやいたけど
音楽年鑑も、各種あってありがたい。索引があまりなくて使いづらかった
秋山竜英 編著『日本の洋楽百年史』,第一法規出版,1966. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2509168 (参照 2024-08-20)
とか(結構誤植、誤記が多いので要注意ですが)
増井敬二 著『日本のオペラ : 明治から大正へ』,民音音楽資料館,1984.11. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12434705 (参照 2024-08-20)
などは、出版から50年もたっていないのに公開されているのは、絶版だからでしょうか。助かります。
図書館のレファレンス、相互協力担当者は、まずILL依頼の前にデジタル化資料送信サービスを確認しなければならないこの頃・・・であります。あれ、ここにあったじゃないの!ということが結構発生してます。・・・ハイ。
研究者の皆様、そしてこれから研究を始める学生の皆様には
個人向けデジタル化資料送信サービスの登録を強く、強くお勧めいたします。
https://www.ndl.go.jp/jp/use/digital_transmission/individuals_index.html