小津安二郎と信時潔
古い記録を整理していたら、東京音楽学校で信時潔に師事した齋藤高順(たかのぶ)氏に問い合わせした記録に、こんなことが出てきました。
「結婚した時媒酌をお願いした」
「結婚式(昭和30年5月6日)で初対面なのに意気投合された方に映画監督の(故)小津安二郎氏が居られた。信時先生は当時芸術院会員であられたが、数年後小津監督が芸術院賞を受賞されたり、芸術院会員に選出されたりして、お互いがお会いする機会も増した事は、また素晴らしい事であった。」
熱心に映画(それも日本映画)を見たという話は、あまり聞かないのですが。
小津安二郎と、信時潔、どんな話をしたのでしょうか。