信時潔研究ガイド

最新情報や、サイト更新情報は、この下「の・ぶ・ろぐ 2 (日々の動きやニュースなど)」に追加していきます。

東京藝術大学附属図書館の、信時文庫の貴重資料の検索は、以下のサイトをご利用ください。

「東京藝術大学附属図書館 信時文庫貴重楽譜データベース(試行版)」
http://jmapps.ne.jp/geidailibnobutoki/
また、同図書館OPACにも、蔵書等のデータが登録されています。

の・ぶ・ろぐ 2 (日々の動きやニュースなど)

最新版!海道東征ヴォーカルスコア訂正一覧表

2018年3月21日 16時21分
海道東征

2月2日に大阪で「海道東征」を歌った大阪フィルハーモニー合唱団より、あらたに見つかった楽譜の間違い、記載漏れについての情報をいただきました。

今までの訂正一覧表に追記、「海道東征ヴォーカルスコア訂正一覧表」の最新版としてアップしました。

雑記帳 のページを開いて 
37.『海道東征』ヴォーカル・スコア(アカデミアミュージック)の訂正一覧(2018.03) をご覧ください。

情報をご提供くださいました大阪フィルハーモニー合唱団様に御礼申し上げます。

情報追加しました

2018年3月11日 20時19分
サイト更新情報

昨年12月19日(ミューザ川崎)と今年2月2日(ザ・シンフォニーホール)の海道東征公演を「海道東征上演歴」に追加。
 リンク 

2月2日 大阪「海道東征」の公演プログラム掲載記事、および新聞記事を追加。
 リンク

2月28日、ゲーテの会 信時潔レクチャーコンサートの情報を追加。
 リンク

みにこみ国分寺

2017年11月23日 17時24分
サイト更新情報

信時が人生の大部分を過ごした国分寺の商店会の広報誌『みにこみ国分寺』第46号に、「市ゆかりの作曲家 信時潔さん」「駅発車メロディー 地域の声がメロディに」が掲載されました。地元商店会のお肉屋さん、時計屋さんなどのエピソードが載っています。
インターネット版も公開されているのでこちらで全文を読むことができます。 http://chspmedia.sub.jp/mck/46/

記事情報はこちらに載せました。

信時文庫貴重楽譜データベース(試行版)公開

2017年11月4日 18時49分

東京藝術大学附属図書館サイトに、科学研究費補助金による「信時潔に関する基礎的研究──作品・資料目録データベースの作成と主要作品の研究」(研究課題番号25284025)に関する情報を掲載しています。
http://www.lib.geidai.ac.jp/nobutoki.html

このたび「東京藝術大学附属図書館 信時文庫貴重楽譜データベース(試行版)」が公開されました。信時潔文庫に含まれる資料のうち、自筆譜、筆写譜、初版譜を中心にデータベース化したものです。
http://jmapps.ne.jp/geidailibnobutoki/
「試行版」ですので、今後随時更新されます。更新情報は冒頭に挙げたサイトに掲載されます。

資料によっては、楽譜の画像も公開しています。

楽譜画像を含むデータ例
http://jmapps.ne.jp/geidailibnobutoki/det.html?data_id=4884

なお、校歌などは楽譜画像公開されていません。(インターネット上で公開されていない資料は、図書館内で閲覧することができます。)

鈴木伝助著「戦える清教徒:吉岡弘毅伝」

2017年8月8日 19時35分
今日の出来事

昨日、以前から気になりつつも目を通す機会がなかった鈴木伝助著「戦える清教徒:吉岡弘毅伝:勤皇の武士から牧師へ」を閲覧に行ってきました。(信時潔は吉岡弘毅の三男です。)
1972年に「キリスト新聞」に連載されたものですが、所蔵している図書館が限られることと、吉岡弘毅の次男・吉岡愛(めぐむ)による『父を語る 吉岡弘毅伝』http://id.ndl.go.jp/bib/000002352509 で、かなり詳しくその生涯が描かれているので、たぶんその焼き直しの連載かと思っていたところもあります。

実際に読んでみたところ、もちろん「父を語る」をベースにしているところもありますが、そこには無いエピソードもあり、また歴史上の出来事の中での位置づけをわかりやすく書いてあって、とても参考になりました。

著者鈴木伝助にとって、弘毅は父方の姻戚にあたるそうで、親戚として知りえること、またその縁もあって大阪北教会時代の弘毅のそばでその指導を受け、その路に進んだものとして見聞きしたことも多いようです。

製本された「新聞」なので最初に閲覧したセルフコピーの図書館では複製ができませんでした。国立国会図書館はマイクロフィルムではなく原本での閲覧でした。やはり製本してあるので、複製に際しては「のど」の部分がうまく写らないところが数か所あり、覗き込んで書き写しました。

連載の詳細を以下に書いておきます。

キリスト新聞
http://id.ndl.go.jp/bib/000000056406

鈴木伝助著「戦える清教徒 吉岡弘毅伝 勤皇の武士から牧師へ」
(全14回連載)

(1)1972年1月29日 p.4
(2)1972年2月5日 p.6
(3)1972年2月12日 p.4
(4)1972年2月19日 p.4
(5)1972年2月26日 p.4
(6)1972年3月11日 p.6
(7)1972年3月18日 p.4
(8)1972年3月25日 p.4
(9)1972年4月1日 p.4
(10)1972年4月8日 p.4
(11)1972年4月15日 p.6
(12)1972年4月22日 p.4
(13)1972年4月29日 p.4
(14)1972年5月6日 p.4
    以上

なお、上述の『父を語る』のp.73-88には、鈴木伝助著「霊の父を語る」が掲載されています。

また、吉岡繁著『実践的伝道論研究』http://id.ndl.go.jp/bib/000002574463
によれば、吉岡弘毅については、関係した諸教会の歴史(新栄、本郷、大阪北、高知、京都室町)でふれられているほか、
牧原憲夫著『明治七年の大論争 : 建白書から見た近代国家と民衆』http://id.ndl.go.jp/bib/000007500639
の第六章で、一般史の背景の中での吉岡弘毅を取り上げられているとのことです。(本日現在未見)

新発見、信時潔執筆稿をアーカイブに登録

2017年7月17日 07時23分

信時潔著「生方さんの歌の幻想」という執筆記事が新しく見つかりました。
本文PDFをアーカイブページにアップしました。

データ https://nobutoki.com/muay4prsj-39/#_39

本文アーカイブ https://nobutoki.com/mu3oyv20x-129/#_129

「生方さん」とは、歌人の生方たつゑさん。信時は、生方たつゑの歌、詩による「短歌二首」(春秋社版 『信時潔独唱曲集』に収録)、およびその二首を含む「飛火野」(私家版)、その他校歌などを作曲しています。