No-b-log の・ぶ・ろぐ http://noblogblog.blog.shinobi.jp/で過去に掲載していた記事を、このサイト内に移行・アーカイヴしました。(但し、国内のゆかりの地を訪ねるシリーズは、こちら可能なものはURLの変更や、訂正も入れています。

No-b-log の・ぶ・ろぐ過去記事

2013年1月10日 00時00分

慶應義塾塾歌

今日は福沢諭吉先生のお誕生日。

誕生記念会では「慶應義塾塾歌」のほか「福沢諭吉ここにあり」「日本の誇」が歌われるそうです。

『三田評論』1月号には、三人閑談「信時潔と塾歌」(信時裕子、片山杜秀、坂部由紀子) が掲載されています。

2012年12月29日 00時00分

祝 125歳の誕生日

本日12月29日は、信時潔の誕生日。 125歳 !!
先週に続いて高松のラジオ放送があります。
https://nobutoki.com/plugin/blogs/show/52/107/293#frame-107

今日は合唱曲「沙羅」を取り上げるそうです。

それから、本日発売の雑誌『東京人』2013年2月号 川本三郎著「東京つれづれ日誌」に、 11月23日の生誕125年記念コンサートのことなどが 書かれています。


2012年12月22日 00時00分

FM高松で2週にわたって「沙羅」を放送します

12月22日(土) 17:00~17:30 
FM高松「みっちゃんのオペラ大好き」( パーソナリティ : 蓮井 迪子 )で、

歌曲としての沙羅、―木下、畑中先生の歌唱―を取り上げるそうです。
出演は竹林昌秀さん。

続いて来週29日 の同時刻には合唱曲としての沙羅が取り上げられます。

FM高松の番組はインターネットサイマル放送で視聴できるそうです。
http://www.simulradio.jp/
2012年12月3日 00時00分

「信時潔音楽随想集 バッハに非ず」発売

『信時潔音楽随想集 バッハに非ず』(信時裕子 編)が、本日発売となりました。

A5判・並製・212頁
定価:本体2400円[税別]
発売:2012年12月3日(予定)
ISBN978-4-903951-60-7 C1073
装丁:折田 烈(餅屋デザイン)
カバー装画:熊谷守一『朝の日輪』(1955)
      愛知県美術館蔵/木村定三コレクション

《目次》
バッハ小感
松江行
ベートーヴェンの音楽──その特質と普遍性について
ゲーテの音楽観
つゆどきの花
私の洋楽遍歴とバッハ
「無題」(聖書はあまり読まないが……)
座談会「音楽一夕話」(信時潔、辰野隆、田中耕太郎、長與善郎、小宮豊隆)
農民音楽の近代音楽への影響──ベラ・バルトークの音楽論
聴覚を失ったベートーヴェンが何故作曲出来たか
雪舟の四季花鳥屛風と音楽
バッハのコラール前奏曲について
新しい単純へのあこがれ
『カザルスとの対話』を読んで──彼の音楽観と作家評
問われるままに
音楽の退屈
南方熊楠翁未発表の書簡
座談会「音楽美術夜話」(信時潔、上野直昭、辰野隆、田中耕太郎、小宮豊隆)
日本音楽界の現状とその将来についての随筆的考察
ワグネル雑感
音楽思い出話──四十年前のベルリン楽壇
歌詞とその曲
南方熊楠翁──高野の一と月
望ましい音楽
座談会「絵と音楽」(熊谷守一、信時潔、田中耕太郎、嘉治隆一)
 
追悼文「信時潔君追悼」(颯田琴次)
「残された大きな孔」(嘉治隆一)
「恩師信時先生を偲ぶ」(長谷川良夫)
解説(信時裕子)
編者あとがき(信時裕子)
著作・執筆一覧
年譜
2012年12月2日 00時00分

演奏会「信時潔とその系譜」 報告2

前回に続いて、11月23日の演奏会 生誕125年「信時潔とその系譜」の報告です。

演奏会当日、3,000円のチケットでご入場下さった方全員に配られたプログラムは、全66ページ。
御覧の通り、表紙には信時潔の蔵書から、「その系譜」の作曲家たちの楽譜の表紙を並べてみました。
PGtpWebS.JPG
当日のプログラムであるだけでなく、洋楽文化史研究会会員の論文集、資料集でもあります。内容は以下の通り。

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演奏曲目
目次
ご挨拶・・・・・実行委員長 大中恩
メッセージ・・・・・ゲオルク・シューマン協会会長 ミヒャエル・ラウテンベルク
「信時潔とその系譜」で描きたいこと・・・・・戸ノ下達也
「信時楽派」~諸井三郎「日本の作曲1世紀の歩み 揺籃期の作曲界 明治~昭和期」より
曲目解説
   第1部 器楽の系譜
   第2部 合唱の系譜
出演者プロフィール
信時潔の生きた時代・・・・・戸ノ下達也
寄稿
 父の思い出・・・・・熊谷はる
 信時先生とわたし ・・・・・神津善行
 信時潔・讃・・・・・塚田佳男
 信時潔のピアノ作品~邂逅とその後・・・・・花岡千春
小論
 山田耕筰、信時潔、橋本國彦における言葉と音楽・・・・・三枝まり
 信時潔と北原白秋のカンタータ~《海道東征》(1940年)の歴史的意味~・・・・・上田誠二
 木下保と信時作品・・・・・増山歌子
 信時潔と「われらの日本」・・・・・河西秀哉
信時潔年譜・系譜図・・・・・信時裕子編
信時潔作品表・・・・・信時裕子編
信時潔作曲 校歌・社歌・団体歌一覧・・・・・信時裕子編
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なお、プログラムは若干の残部があるので、必要な方はご連絡いただければ 入手方法をご案内いたします。  (お問い合わせフォームからご連絡ください 2021年9月追記)

 正誤表はこのサイトの 雑記帳(Q&Aなど)
 No.34 に掲載しています。(2021年9月追記))

2012年12月1日 00時00分

演奏会「信時潔とその系譜」 報告1

11月23日の演奏会 生誕125年「信時潔とその系譜」が終了しました。
津田ホール 全自由席でしたが、満席に近いお客様がご来場くださいました。

当日は、開演前に大中恩先生のプレトークがあり、続いて前半「器楽の系譜」約45分、後半「合唱の系譜」約70分の演奏会でした。

既にブログで、詳しくレポートしている方もありました。
http://blog.goo.ne.jp/katsura1125

スタッフの一員として、準備段階から関わって来ましたが、その最終段階=たった一度の演奏会「本番」が見事に仕上がったことを、お客様、演奏者、スタッフ一同と共に感じることができたように思います。

ベテラン演奏家の誠実な演奏、そして、とくに栗山文昭指揮、コーロ・カロスの合唱、その熱意と、本番の仕上がりに深い感動を覚えました。

その充実した演奏会を終えて、当日打ち上げの写真です。
IMG_0500L.JPG






演奏者 左から唐津健(チェロ)、松実健太IMG_0495WEBL.JPG(ヴィオラ)、右端ルツ・レスコヴィッツ(ヴァイオリン)


2012年11月11日 00時00分

川口京子さん、東京で「帰去来」を歌う

11月13日(火) 川口京子コンサート~北原白秋を唄う~  
 川口京子さんが、9月に福岡で歌った北原白秋を、東京で歌います。

 場所:武蔵野公会堂 (吉祥寺駅南口下車 東急インの裏)
 昼の部 14時開演  残席僅か 
 夜の部 19時開演 
 出演:川口京子、長谷川芙佐子  料金:前売り3500円 当日4000円
 お問い合わせ・お申し込み: Kクリエイト TEL090-1433-1777 FAX03-5384-5677


当日の演奏曲目の一つ、信時潔「帰去来」は、9月に、今回の演奏者川口さんと、
伴奏者長谷川さんの協力を得て出版された楽譜によって歌われます。

楽譜校訂作業をすすめるときに、いままででおそらく一番回数多く演奏してきただあろうお二人に
今まで使っていた謄写版(筆者・印刷者不明)の楽譜で気になってた音のこと、などご意見を伺いました。

川口さん、長谷川さんと私で、メールや電話で、それぞれ楽譜資料を手にああだこうだと言い合い、
検討して、音を確かめていきました。

スラーがどうついているかとか、クレッシェンドの長さとか。
鉛筆書きの自筆の音符は見づらいところもあり、音符が線の上か間かとか。

なにかがわかると、少しづつ雲が晴れていくようで、ちょっとうれしくて・・・楽しいやりとりのひとときでした。

そんなやりとりの末に出来上がった楽譜で、今回の演奏が行われます。

会場では楽譜の販売も行います。

一般書店では入手できない楽譜なので是非この機会をご利用ください。
(会場での販売価格は400円です)

2012年11月5日 00時00分

混声合唱「沙羅」フォンテックより発売

かつてLPで出ていた木下保編曲、指揮、混声合唱組曲「沙羅」が、フォンテックよりCDで発売されました。
やまとことばの歌唱法の指導と、それによって完成した演奏が二枚組になっています。

木下保指導による
混声合唱組曲 沙羅  作詩:清水重道、作曲:信時潔、
編曲・指揮:木下保、ピアノ:木下歌子、合唱:東京放送合唱団
fontec FOCD9568/9  2枚組定価 ¥3,150

ただし、1点だけご注意を。
解説書のp.4に、
「海ゆかば」は、昭和12年に出版されましたが、これは大正12年の作曲・・・
とありますが、これだけはどう考えても間違いです。
(1979年発売の 初出より転載されたとのこと)
その点だけは、間違って広まらないように、どうぞよろしくおねがいします。

2012年11月1日 00時00分

バッハに非ず 信時潔音楽随想集 

間もなく信時潔の随筆集が出版されます。

武者小路実篤の呼び掛けで創刊された同人誌『心』に、
1948年(昭和23)から死の直前まで寄せた随想・座談を集めました。

信時潔著、信時裕子編
『信時潔音楽随想集──バッハに非ず』 (叢書ビブリオムジカ)
(アルテスパブリッシング)  価格2,520円

11月23日(祝)のコンサート『信時潔とその系譜』
の会場で先行販売の予定です。

アマゾンでも予約受付が始まっています。

2012年10月20日 00時00分

朝日新聞be うたの旅人「海ゆかば」

2012年10月20日(土) 朝 朝日新聞be の「うたの旅人」で
「海ゆかば」が取り上げられています。

文は朝日新聞の牧村健一郎氏。

11月刊行予定の本「バッハに非ず――信時潔音楽随想集」(アルテスパブリッシング)

11月23日(祝)のコンサート「信時潔とその系譜」(津田ホール)

ホームページの信時潔作曲校歌一覧等についても取り上げています。

なお、11/23のコンサートプログラムには全作品表と、校歌・団体歌一覧を掲載する予定です。

2012年10月6日 00時00分

生誕125年「信時潔とその系譜」

生誕125年「信時潔とその系譜」
演奏会のチラシができました。
11月23日(金・祝) 16:30開演 津田ホール
¥3,000(全自由席)


●チケットぴあ
   電話:0570-22-9999
   Pコード:183-224
   発売開始日:2012年10月13日(土)
●津田ホールチケットセンター でも扱う予定です。

詳細はチラシを御覧下さい。

2012年9月22日 00時00分

「帰去来」楽譜、完成しました

白秋の最後の詩に、信時潔が作曲した「帰去来」の楽譜を出版しました。

「海道東征」の受賞式のため故郷を訪ねることになった白秋が、故郷への思いを込めた詩「帰去来」。
白秋亡き後、詩碑建立の記念式のために信時潔が作曲しました。

混声四部合唱は「フォノシート」になったほかには、
楽譜としては世に出たことが無い、「幻の合唱譜」です。

是非歌ってみてください。

独唱・斉唱、ピアノ伴奏 混声合唱(伴奏は独唱・斉唱と兼用)
楽曲解説、校訂報告 付き、全12ページです。

某社の「合唱曲集」は、厚くて持ちづらく、結局コピーして歌ってしまう、
などという声も聞こえていたので、今回は合唱団員も
片手で持てる重さにしました!

1部320円(別途送料80円)でお届けできますので、ご希望の方はご連絡ください。
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帰去来 独唱・斉唱・混声四部合唱』 
 発 行: JKStairS  
 発行日: 2012年9月10日  
 ※ 校訂・解説: 信時裕子     
  楽譜制作:東京ハッスルコピー   
   (全12ページ)     頒価 1冊320円 (メール便送料別途80円)   

 ご希望の場合は下記までご連絡ください。
  (多数ご希望の場合は送料分お安くできます)

連絡先: JKStairS
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